2010年10月27日

天才中学生・伊藤誠道、石川遼の母校「杉並学院高」に進学へ

男子プロゴルフの国内ツアーで、史上最年少14歳21日での予選通過記録を持つ天才中学生・伊藤誠道(15)=神奈川・湘洋中3年=が、石川遼(19)=パナソニック=の出身校、東京・杉並学院高への進学を熱望していることが26日、分かった。伊藤は昨年8月の「VanaH杯KBCオーガスタ」で記録を打ち立て一躍有名となり、進路に注目が集まっていた。無限の可能性を持ち将来のゴルフ界を背負って立つ“遼2世”が、石川“先輩”の母校でさらなる飛躍を狙う。

 スーパー中学生が選んだ進路は、若き賞金王・石川が育った杉並学院高だった。複数の関係者によれば伊藤は近年、石川、薗田峻輔(21)=フリー=ら今をときめくゴルファーを輩出した同校への入学を熱望。父でレッスンプロの一誠さん(65)が同校関係者と会い進学の意思を伝えたという。学校側は現在、実績などを加味し、1月の推薦入試に向けて話し合いを重ねている。

 伊藤は父の影響で1歳でゴルフを始めた。3歳でレディースティーから100切りを達成すると、自宅庭の練習場で毎日暗くなるまでクラブを振り続け、ジュニアの大会で数々の実績を残した。武器は秒速50メートルというプロ顔負けのヘッドスピードで、ドライバーの平均飛距離は280ヤードを誇る。一躍、注目の的となったのは09年「VanaH杯―」で、これまでの14歳2か月7日を更新する史上最年少14歳21日で予選突破。石川遼に続く次世代の“天才”として大きな期待をかけられている。

 杉並学院高は近年、将来が期待されるゴルファーを次々に輩出。石川、薗田はプロで活躍し、現在、2年には今年の男子プロツアー「ダイヤモンドカップ」で9位と大健闘した浅地洋佑が在籍。スポーツだけでなく勉強にも真剣に取り組む「文武両道」がモットーで、人間的に成長できることも魅力のひとつだ。

 伊藤は今季2回、ツアーに参加し先週の「ブリヂストンオープン」は予選突破し49位。「予選通過は2回目。ギリギリじゃなく安定したゴルフができた。自分の成長を少し感じられてうれしい」とベストアマに輝き笑顔を見せていた。未来の日本ゴルフ界を背負う逸材。希望通り石川を育てた最高の環境に身を置くことになれば、男子ゴルフ界に新たな旋風を起こしそうだ。

 ◆伊藤 誠道(いとう・まさみち)1995年8月8日、神奈川・藤沢市生まれ。15歳。父の影響で1歳でゴルフを始めジュニア大会で数々のタイトルを獲得。09年は関東アマ、全日本パブリック選手権で優勝。同年8月「VanaH杯KBCオーガスタ」で国内ツアー史上最年少14歳21日で予選通過。今年は全国中学生選手権春季大会、日本ジュニア男子12〜14歳の部などを制覇。日本アマはベスト32。ベストスコアは63。好きな選手は丸山茂樹。165センチ、64キロ。家族は両親と姉2人、兄1人。

 ◆杉並学院高 所在地は東京・杉並区。1925年に「奥田裁縫女学校」として誕生。40年に「前田高等家政女学校」、47年に「菊華中学校・高等学校」を経て2000年、男女共学化に伴い現在の校名となる。ゴルフ部は石川遼、薗田峻輔がOBで、08年にプロゴルファーの鷹巣南雄氏が監督に就任し、現在は、プロツアーでも結果を出している浅地洋佑が2年在籍。合唱部も全国レベル。校長は吉野弘一氏。文武両道を重視し、石川は授業内容を簡単にまとめた「授業日誌」をクラスメートからファクスなどでもらい勉強に励んだ。


石川遼のゴルフボディトレーニング (LEVEL UP BOOK)
仲田 健
実業之日本社


ラベル:石川遼 伊藤誠道
posted by ピーターパン at 09:26| Comment(1) | TrackBack(0) | ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんにちは
いろんな人のブログを見ていました。
参考にしたいと思います。
私のブログも見てください。

興味がなければ、すいません。スルーしてください。






Posted by タダ at 2010年10月28日 21:05
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